アメリカ永住権を求める人間ドラマ

メキシコ麻薬組織 その2

麻薬組織の影響 その1

メキシコ麻薬戦争激化 その2

フロリダを通じて行うコカイン密売ルートの閉鎖によって、コカインのルートがメキシコ側にプッシュされたことも、コカイン密売におけるメキシコのカルテルの役割を増大させることになりました。メキシコのカルテルは、コロンビアやドミニカの犯罪グループによって制御される地域でこれらの麻薬の販売を行っていて、メキシコのカルテルの勢力圏を拡大しています。現在そこにはアメリカの大部分も含まれると考えらえています。

メキシコのカルテルは、現在アメリカにおける麻薬密売を支配する強力な暴力組織となっていて、もはやコロンビアの生産者は単なる仲介になっています。FBIによると、メキシコのカルテルは卸売の供給にのみ集中していて、違法薬物の小売販売はストリートギャングに任せています。伝えられるところにおいては、メキシコのカルテルはアメリカのギャング紛争において、一方に味方することはしないで、複数のギャングの要求によって働くとされています。

メキシコのカルテルはメキシコの領域と何十もの自治体の大きな面積を勢力圏において、メキシコの選挙によって政治的に影響力を増大しようと働きかけています。カルテルは、ヌエボ・ラレドからサンディエゴまでの密輸ルートのキーポイントにおいて激しい縄張り争いを行っています。メキシコのカルテルは刺客やシカリオスとして知られる暗殺者のグループを使用しています。

アメリカの麻薬取締局は、今日国境に沿って活動しているメキシコの麻薬カルテルは、アメリカの警察史上の他のどの犯罪者組織よりも、メキシコ麻薬カルテルははるかに危険で洗練されていると報告しています。カルテルはグレネードランチャーや自動兵器、ボディアーマーを使用して、時に戦闘用ヘルメットも用いています。また、いくつかの組織では即席爆発装置 を使うことも知られています。

犠牲者数は時と共に大幅に増加していきました。ストラトフォーの報告によると、麻薬戦争に関係した死者は2006年に2119人、2007年には2275人でしたが、2008年には5207人と2倍以上になっています。次の2年に渡っては、さらに数が大幅に増加していて、2009年には6598人、2010年には11,000以上の死者が出ているのが現状です。

国際的な影響

アメリカに多大な影響を与えているメキシコ麻薬カクテルですが、日本でも確実に密輸されています。摘発されてはいますが、氷山の一角といえるでしょう。

グアテマラ

メキシコ軍による取り締まりによって、一部のカルテルはより安全に活動できる場所を求めていきました。贈賄による魅力があり、警察力が弱くて、密輸の陸路の途中にあるグアテマラの国境の向こうへと追いやられていきました。密輸業者はグアテマラのジャングルに隠されたプライベートな滑走路に着く小型飛行機から麻薬を取りまとめています。

それらの貨物は、メキシコを通ってアメリカの国境線上に移動されます。グアテマラは何十人もの麻薬関係の容疑者を逮捕して、巨大な大麻とケシの畑を焼き払いましたが、未だ苦戦しています。

アメリカ政府グアテマラに、高速ボートと暗視スコープを地域の麻薬対策への援助に関する一括計画にのって送付しましたが、グアテマラ政府はさらに多くを必要としています。

2009年2月、ロス・セタスはグアテマラの大統領アルバロ・コロンを殺害すると脅迫しました。。2010年3月1日には、グアテマラの国家警察の署長と、グアテマラ国の反麻薬当局のトップが麻薬密売に関与した容疑で逮捕されることになりました]。ブルッキングス研究所の報告では、率先的でかつタイムリーな努力が無ければ暴力が中米地域中に広まると警告しています。

ヨーロッパ

メキシコのアメリカとの協力が改善されて、アメリカの都市と町で755人のシナロア・カルテルの容疑者の逮捕につながりましたが、米国市場はヨーロッパのコカイン需要が急速に発展することによって影が差しています。現在、ヨーロッパのユーザーは米国市価の2倍を支払っていて、コロンビアのギャングは大西洋上の輸送にメキシコの仲介を必要としていません。

2008年9月17日に、アメリカの司法長官は、国際的な麻薬禁止活動であるProject Reckoningが警察組織を含むアメリカ、イタリア、メキシコ、カナダ、グアテマラにおいてコカイン取引に関与している500人以上の犯罪組織のメンバーを捕らえたと発表しました。この発表の最も興味深い部分として、イタリア=メキシコ間のコカイン・コネクションがあることがあげられます。

西アフリカ

少なくとも9つのメキシコとコロンビアの麻薬カルテルが、11の西アフリカの国に基盤を持っていることが確認されています。彼らは、金になるヨーロッパ市場に近付くための足掛かりを切り開くために、地元のギャングと密接にかかわって活動していると伝えられています。

コロンビアとメキシコのカルテルは、大きな荷を西アフリカに密輸して、それをばらして小分けにしヨーロッパ(大部分はスペイン、イギリスおよびフランス)へと密輸することが、簡単にできるということを発見しています。

北アメリカの麻薬禁止キャンペーンによって、全ての非アメリカ系コカインの50%近く、または世界的な流通のおよそ13%が現在は西アフリカルートで密輸されているように、西アフリカ地域の麻薬輸送が劇的な増加になったことに加えて、西ヨーロッパではコカインがとても多い需要があるといえるでしょう。